電子棚札の導入を検討されている方の中には「どのサイズを選べばいいの?」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
電子棚札のサイズは「インチ」で表記されている事が多く、パッと見ただけではどのサイズの電子棚札が適切か判断するのが難しいです。
今回は、電子棚札の主なサイズや、用途に合わせた電子棚札選びについて解説していきます。
今後、電子棚札の導入を検討されている方は是非、参考にしてください。
目次
電子棚札は、電子ペーパーの一種で商品情報をデジタルディスプレイで表示するシステムです。
電子棚札の英名が「Electric Shelf Label」であり、その略称で「ESL」とも呼ばれることもあります。
主な用途としては紙の値札を電子棚札に置換するといった活用方法です。
電子棚札を使用する事で今まで1つ1つ手作業で行っていた値札の変更が不要になります。
また、値札以外にもQRコードを表示させるといった活用方法もあります。
電子棚札のサイズはメーカーにより異なりますが、1.5インチ〜10.2インチが取り扱いが多いサイズになります。
10.2インチよりも大きいサイズもありますが、メーカーによっては取り扱っていません。
上記のサイズの中でもスーパーなどの値札などに使用されやすいのが、1.8〜2.9インチです。
使用用途や設置場所に合わせて適切なサイズを選ぶ必要があります。
電子棚札のサイズ選びは、使用する環境や目的によって異なります。
ここでは、サイズ選びのポイントを解説していきます。
サイズが適切でないと、読み取りにくさや情報の見落としが発生し、電子棚札の導入目的を十分に果たせなくなる可能性があります。
また設置場所のスペースに合わせたサイズ選びが大切です。
せっかく電子棚札を導入したのに、サイズが合わずに設置できないとなってしまっては元も子もありません。
使用用途や設置場所を明確にし、サイズを選定する事が大切です。
tagELでは「2.13インチ」「4.2インチ」「7.5インチ」と用途に合わせて選べるサイズをご用意しております。
電子棚札は基本的にサイズが大きくなるにつれ、1個あたりの単価が高くなる事が多いです。
電子棚札の料金形態は購入とレンタルがあります。どちらも上記の条件は変わらず、サイズが大きくなるにつれ価格も上がります。
事前にどのサイズがいくつほしいかというのを把握しておく事で、おおよその費用が算出できます。
tagELでは初期費用不要、電子棚札の本体10個まで無償なサブスクプランをご用意しております。
初めての電子棚札導入を検討しているという方は是非お気軽にご相談ください。
電子棚札を最適に活用するためには、その用途に合ったサイズ選びが重要と解説しましたが、初めて電子棚札を導入する方は「実際どのサイズを選ぶのがいいのか」というのがわかりづらいと思います。
ここからは実際tagELで提供している3サイズを基に電子棚札のサイズごとの用途を解説していきます。
tagELの2.13インチの電子棚札はcm表記にした場合、縦3.3cm、横7.2cmです。
2.13インチの電子棚札の用途としてあげられるのは、値札を電子棚札に置き換えるといったものがあります。
その際に、値札の設置幅が小さい棚への設置に向いています。
スーパーなどでいうと調味料売り場などサイズの小さい商品を陳列する棚は値札の設置幅が小さい(狭い)傾向にあります。
そのため、小さいサイズの電子棚札が適しています。
tagELの4.2インチの電子棚札はcm表記にした場合、縦8.6cm、横10.5cmです。
4.2インチの電子棚札は2.13インチと同じく値札を電子棚札に置き換えるといった活用方法がありますが、2.13インチとの違いは比較的、設置面が大きい棚への設置が有効的です。
スーパーの場合、野菜売り場やカップ麺(袋麺)売り場が該当します。
その他、家電量販店やカー用品など比較的大きな商品を取り扱う商店の場合も設置幅が大きい棚を使用している事が多いため、4.2インチ以上の電子棚札が適しています。
tagELの4.2インチの電子棚札はcm表記にした場合、縦12cm、横18.5cmです。
7.5インチの電子棚札は比較的サイズが大きいため、ここまでに紹介した商品棚の設置とは異なり、案内板など情報を表示するのに適しています。
例えば、美術館に飾られる作品の情報を表示させたり、貸し会議室の設備を表示させたりなどがあります。
また、イベント会場やホテルのロビーなどに設置して施設の案内表示として活用することも可能です。
最後に電子棚札を導入するメリット・デメリットを紹介します。
電子棚札を導入するメリットとしてあげられる事が多いのが「作業効率の向上」「リアルタイムでの表示内容の変更」「ヒューマンエラー防止」です。
ポップや値札を手書きで作成したり、印刷している場合、電子棚札に置き換える事で時間・労力の削減に繋がります。
電子棚札は表示させる内容を自動で変更する事が可能です。
そのため、今まで手作業で実施していた業務をしなくてもよく、その分他の業務に時間を使えるため、余分な人員の確保をせずに済みます。
特にスーパーなどではタイムセールなどがあり、1日に複数回値札やポップを更新する可能性がある場合は変更に時間がかかってしまいます。近隣店舗の状況に応じて価格を変更したいといった際も電子棚札を導入する事でリアルタイムでの価格変更が可能です。
また、手作業による価格の変更ミスや、付け替え忘れといったヒューマンエラーの防止にも効果的です。
電子棚札には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
まず、電子棚札を導入する際、導入費用が発生します。
上述しましたが、導入する電子棚札のサイズにより1個あたりの価格は変動し、サイズが大きくなるにつれ、1個の価格は高くなります。
その他、導入の際には「アクセスポイント」「サーバー構築」「工事」といった費用が発生する事が多いです。
上記の費用に関してはメーカーにより異なるため、事前に導入コストやランニングコストがどのぐらいかかるのか調べておく事が大切です。
また、手書きの値札やポップと比較すると訴求面が劣る可能性があります。
価格の変動が少なく、アピールを強めたい、特別感を出したい商品に関しては手書きのポップなどを使用し、価格が変動しやすい商品に関しては電子棚札を使用するなどの使い分けをするといった方法もあります。
関連記事:電子棚札とは?導入のメリットや仕組みなどをまとめて紹介
今回の記事では、電子棚札のサイズとサイズの選び方の重要性を解説しました。
電子棚札の適切なサイズ選定は、効果を高めるために不可欠な要素になります。
導入を検討している方は、この情報を参考にして最適な製品選びを行ってください。
電子棚札の導入を検討している際は是非、tagELにご相談ください。
tagELでは初期費用不要、月額9,800円のサブスクプランを提供しています。
本体はサイズ問わず10個まで無償で提供させていただいており、開始時にトライアル期間が30日あるため、初めて電子ペーパーの導入を検討されている方でも気軽にご利用いただけます。
※1個から導入可能
電子棚札の導入をご検討中の方はぜひ一度、お問合せください。
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